Think Globally,
Act Locally.
Think Locally,
Act Globally.
世界を意識して、地域で行動する。
地域の経験を活かし、世界を変える。

私たち一般社団法人エコロジックは、
「エコツーリズムを通じて、世界の多様な自然環境、地域文化と人々の尊厳を守る」
をミッションとして、地元富士宮だけでなく、世界各国でエコツーリズム開発支援を行っています。

これらの活動が評価され、2018年環境大臣賞「日本エコツーリズム大賞特別賞」を受賞し、
代表である新谷はオーストラリアのTravellerで「観光で世界を変える31人」に選ばれました。

エコツーリズムの理念

  • 観光を通じて、地域の人たちが
    その地の自然、文化を守る手助けとなる。
  • 観光を通じて、地域の人たちが
    精神的、経済的な恩恵を得られる。
  • 地域の人たちが、訪れた人にその地の自然、文化、
    生活様式を紹介することで、お互いに学び、尊敬しあえる。

エコツーリズムとは

現在、世界で広く知られている「エコツーリズム」は、地域住民が自ら観光に関わり、ガイドとなり、
地域の自然や彼らの文化の価値を観光客に伝えて対価を得ることで、
それらを住民が持続的に守り、次世代に継承する、という考えです。

「エコツーリズム」で持続可能な地域社会の実現を目指す考え方は
理想的であり魅力的ですが、しかし実現させることは非常に困難です。

それにはたくさんの要因がありますが、
一つは地域住民たちの考え方を変えることは大変な労力と時間がかかり、
住民と支援者、共に我慢が必要だということです。
そのため、世界の多くのエリアでは、地域住民が排除されたエコツーリズムが頻繁に行われています。

私たちエコロジックが行うエコツーリズム開発支援は、
先ず地域住民に、その森や草木などの自然環境、そこで暮らす生活文化そのものが観光客にとって
「価値」のあるものだと気付いてもらうことから始めます。

その「価値」とは、もちろん材木としての価値ではありません。
多様な生物を育み、人々の命を育む、その自然環境自体に価値があるということです。

私たちは地域住民に寄り添い、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を構築し、
彼らの理解、同意のもとにエコツーリズム開発支援を行うことをポリシーに、日々チャレンジしています。

Message

世界を旅すると、縄文時代から脈々と続く日本人のDNAに深く刻み込まれた「日本人の自然観」やそこから育まれた「和」文化価値が世界的に見ても特別であり、 同時に、異なる自然環境の中には伝統文化が育まれ、そこから生まれる自然観が存在することに気付かされます。

ただ悲しいことに、その多くのものが日々失われていく様を目の当たりにすることにもなります。 私は、エコツーリズムにより、世界の自然、伝統文化、自然観を残すことができると信じています。

私が目指すグランピングは、ゴージャスな家具に囲まれ、都会の生活を持ち込むリゾートではありません。 自然に近づき、里山の暮らしに触れることで、「日本人の自然観」を取り戻すことや世界の人や他の価値観を持つ人たちと出会って自分を見つめ直す「場」であり「間」だと考えています。

刻々と変化する富士の姿に時を忘れ、稲穂を通り抜けるそよ風を感じ、満点の星空の下、炎を囲み仲間と語る。。。。
そんなグランピングを目指しています。

一般社団法人エコロジック代表理事 En-Ya Mt. Fuji Ecotours(縁や)オーナー Mt. Fuji Satoyama Vacation オーナー

新谷 雅徳

新谷雅徳 著書のご案内
富士山―インタープリティブ・ガイドブック(日本語版/英語版)

HISTORY

2008年

私たちの母体組織である一般社団法人エコロジックは「観光を通じて、地域の自然、文化を守る」をミッションとし、世界中の村々でエコツーリズム開発支援活動を行っています。

2017年

私たちの拠点である富士山・富士宮の自然や文化体験を通じて、世界からのお客様に和の心を伝えたいと思い、En-Ya(縁や)Mt. Fuji Ecotoursをオープンし、世界各国から多くの訪れてくださっています。

2021年春

私たちのエコツアーに参加してくださる日本人と世界の人々が、富士山に見守られながら、語り合える場を作りたいとの思いで、Mt. Fuji Satoyama Vacationをオープンしました。

PROFILE

Eco(環境)、Local(地域)、Global (世界)、Interpretation (伝える)、Coordinators/Consultants(コーディネーター/コンサルタント)

私たちエコロジックは、エコツーリズムを通じて、地域の価値観を世界へ発信する(伝える)コーディネーターであり、コンサルタントです。

スタッフ紹介

全ての責任を持つ担当 / 日本エコツーリズム協会理事
新谷 雅徳
Masanori Shintani
幼少期からボーイスカウトに関わり、高校時代に最高賞である富士スカウト章を授与。25年前、米国の大学院でエコツーリズムと出会って以来、ハワイ島での現場経験から始まり、世界15カ国以上の村落でエコツーリズム開発支援を行う。富士山に見守られながら、本物の国際会議がしたいですね。
国内旅行業務取扱管理者
新谷香奈子
Kanako Shintani
地元静岡県出身。縁あってここ富士宮に移り住み、里の原風景の中で子育てをしてきました(現在進行中)。夜が明けるにつれ、移りゆくグラデーションに染まる空と壮大な富士山の眺めが大好きです。是非、このグランピング施設で、ゆったりとした時間と空間を楽しんでいただければと思っています。
 国際協力事業マネージャー / エコツアーガイド(ほぼゴリラ)
安藤 智恵子
Chieko Ando
アフリカ・ガボンの熱帯林で12年間野生ゴリラを研究。この間、ゴリラを守るには地域が豊かでないといけないこと、地域の文化や自然を守るツールであるエコツーリズムを知る。 現在はアフリカやラオスなどエコツーリズム開発に関する国際協力事業に従事。ゴリラに学ぶヒトの生き方やガボンの森での経験を日本の人たちと共有し、身近な自然が世界につながっていることを感じてもらえるとうれしいです。
グランピング施設マネージャー / エコツアーガイド
和久井 諒
Ryo Wakui
ツキノワグマの研究に取り組んでいた大学時代。その後、自然ガイド・アウトドア関係の仕事を経て青年海外協力隊として南米エクアドルでコンポストの普及活動を行う。この時の経験から自然+国際に強く関心を抱き、帰国後エコロジックの門をたたく。日本と世界の人達に富士山のダイナミックな自然と文化、国際を感じられる「エコツアー×グランピング」の代表的なモデルサイトを目指す。富士宮で新米パパ・新米ハンターとして修業中。
看板犬
富士山 夢
Yume Fujiyama
犬旅しずおかのスーパーモデル。富士宮市柚野村出身。人と鹿肉ジャーキーとお散歩が大好きな女の子です。生まれた時から、ずーっと富士山を眺め続け、暮らしています。趣味は、目の前を通過するカエルにぱくついて、ぶるんぶるんすることです。(家族的にはやめてほしい。。涙)富士山と一緒に待ってまーす♪